日本の家族がフランスで過ごす10日間モデル旅!

日本の家族がフランスで過ごす10日間モデル旅!

※本サイトにはプロモーションが含まれています。

目次

1. フランス在住ママが案内する“わが家”発・家族旅スタート

日本の家族がフランスに遊びに来るときのポイント

海外に住んでいると、日本から家族や友達が遊びに来てくれることがあると思います。去年に姉家族が遊びに来た時の滞在プランをまとめましたので、フランスでの家族旅行、同じく日本の家族が遊びに来た時の参考になれば嬉しいです。

まず、フランスで家族旅行を楽しむなら、「在住者の家を拠点にする旅」がとってもおすすめです。理由は、ホテル滞在だけでは味わえない、リアルなフランスの暮らしを日本の家族に体験してもらえるからです。

たとえば私の場合、日本から姉家族がフランスに来てくれたとき、自宅に数日泊まってもらいました。

すると、フランスのスーパーでチーズやクロワッサンを一緒に選んだり、近所のパン屋さんで「ボンジュール!」って声をかけたりと、旅行ガイドには載っていない「日常の発見」がたくさんあったそうです。私は田舎に住んでいるので、まずアジア人が全然いないことに驚いたそうです。

もちろんホテルも便利で安心ですが、ちょっとしたフランス生活を家族に体験してもらうと、旅の思い出がぐっと深くなります。もちろん、円安の今は節約にもつながります!!だからこそ、フランスで観光を家族で楽しむときは、ホテルとホームステイの「いいとこ取り」ができる「在住者の家を拠点にするプラン」がおすすめです!

フランス観光モデルコースとは?

フランスで観光を家族で満喫したいけど、「子どもが飽きないかな?」「移動が多すぎると疲れちゃうよね?」と、実はちょっと不安になることもありますよね。日本からくる家族や友達は時差の問題もあります。

だから私は、家族や友達みんなが無理なく楽しめて、かつちゃんと「フランスらしさ」が感じられるモデルコースを作るようにしています。もちろん、家族や友達が行きたい所を考慮して!

そのポイントは3つ。

  1. 有名観光地と郊外のバランスを取ること
  2. 子どもも大人も楽しめる体験型スポットを選ぶこと
  3. 観光とリラックスタイムのメリハリをつけること
  1. 有名観光地と郊外のバランスを取ること
  2. 子どもも大人も楽しめる体験型スポットを選ぶこと
  3. 観光とリラックスタイムのメリハリをつけること

今回ご紹介する旅プランでは、パリの王道観光(エッフェル塔や凱旋門)はもちろん、ゴッホの村「オーヴェール・シュル・オワーズ」や、海辺の街「エトルタ」、世界遺産の「モン・サン=ミシェル」なども訪れます。

全部で8日間の旅ですが、途中は我が家でのんびりする日も入れて、家族みんながリラックスしながら過ごせるよう工夫しました。

「フランス家族×観光」を計画中の方にとって、無理なく楽しめて“素敵な思い出”になるような参考例になればうれしいです。

フランス在住者ならではの“家族旅”の楽しみ方

フランスで家族旅行を自宅発で楽しむ最大のメリットは、「案内役がいる安心感」と「現地でしかできない体験」が両方味わえるところです。

たとえば、スーパーやマルシェ(市場)で買い物したり、パン屋さんで注文の練習をしたり、車で郊外へ小旅行に出かけたり…今回は、私の家族4人、姉の家族4人と大所帯だったので8人乗りの大型バンをレンタカーで借りました。

観光地めぐりだけじゃない、リアルなフランス生活の一部を味わえるって、日本の家族にとってはとっても新鮮な体験です。

もちろん在住者としては、準備が大変なこともあります。

でも、家族の「わ〜!チーズがこんなにいっぱい!」「フランスのサンドイッチ美味しいけど、顎が痛くなる(笑)」なんていう反応が見られると、それだけでうれしくなっちゃいます。

せっかくのフランス滞在、ホテルに全部任せるのではなく、“あなたの暮らし”をちょっと見せてあげるだけで、きっと家族の旅の思い出が何倍にも膨らみますよ。

2. 全体スケジュール:8日間で巡る旅の流れ

家族で楽しめるフランス10日間の旅プラン

フランスで家族旅行を成功させるカギは、実は「スケジュールの組み方」にあるんです。

いくら観光地をたくさん詰め込んでも、毎日バタバタしていたら、せっかくのフランス旅行が「つかれたね〜」だけで終わってしまうかもしれません。

なので、私はいつも「家族が無理なく楽しめるペース」を意識して計画します。

とくに子どもや高齢の両親が一緒のときは、朝はゆっくりめに出発して、観光は1日2か所までに抑えるのがポイントです。今回ご紹介する旅のスケジュールは、実際に私の姉家族がフランスに来たときのリアルなモデルコースです。

旅行と滞在のバランスがよくて、「観光もできたし、家族で過ごす時間もゆっくり取れて最高だった」って言ってもらえました!ただ、甥っ子たちは、もっと自由行動が欲しかったそうです。私の中では、いつまでも小さな子供のままだったので、もう大きくなったことを忘れてました(笑)。

観光・休憩・移動バランスのとれたモデルコース

旅行中って、つい「あそこも行かなきゃ!ここも見たい!」ってなりがちですよね。でも、体力や気分って、家族によって全然違います。

たとえば…

  • 子どもたちは「移動中の車内で退屈しちゃう」ことが多いし、
  • 両親は「長時間歩くと疲れが出る」こともあるし、
  • ママたちは「毎日の食事のこと」も気になりますよね。

だから私は、観光・休憩・移動のバランスを考えて、「観光する日」と「のんびりする日」を交互に入れるようにしています。

特に、うちに泊まる日には、観光をがんばりすぎないようにして、夜は家でわいわいおしゃべりする時間をしっかり確保しました。これが、フランス式家族旅行を楽しくする一番のコツだと思っています!

パリも郊外も!欲張りすぎない日程で素敵な思い出を

この旅のスケジュールは、「パリの観光スポット」「フランス郊外の芸術の村や海辺」「フランスの生活体験」がバランスよく入れた名付けて「フランス芸術に触れる旅行〜充実プラン」です。

実際は日本からフランスまで往復の機内を含めると、10日間になりますがここでは、フランス滞在日だけでカウントしています。

実際の8日間スケジュールはこちら

日付内容宿泊地
1日目日本から姉家族が到着 → パリのホテルで1泊パリのホテル
2日目パリに迎えに行き、夜ご飯は自宅で。ゆったり家族時間我が家(郊外)
3日目オーヴェール=シュル=オワーズ(ゴッホの村)+昼食レストラン我が家
4日目パリ観光:エッフェル塔・凱旋門など名所めぐり我が家 or パリ
5日目モネの庭(ジヴェルニー)→ エトルタへドライブ旅行エトルタ
6日目エトルタ観光 → モン・サン=ミシェルでナイトイルミネーション鑑賞モン・サン=ミシェル周辺
7日目モン・サン=ミシェル観光 → サン・マロ経由で帰路へ我が家
8日目朝:スーパーで買い物 → 空港へ機内

このスケジュールのいいところは、観光のハイライトがちゃんとあるのに、移動がそこまで多すぎず、夜は家でくつろげる日があることです。

家族にとっては「安心」と「刺激」がちょうどよく混ざっていて、「また来たい!」って言ってもらえるような旅になりました。

3. 到着日〜1日目:日本の家族が到着!空港からパリホテルへ

日本の家族がフランス到着!空港送迎のポイント

フランスでの家族旅行のはじまりは、日本からの長旅を終えた家族の到着から始まります。

羽田・成田や関空からフランスまでは12時間以上のフライトになるため、空港に迎えに行く際は、到着後すぐに予定を詰め込まないように意識することが大切です。

到着した直後は、時差ボケや飛行機の疲れがあるため、まずは安心して休めるホテルに案内するだけで充分です。また、フランスの空港では入国審査に時間がかかることも多く、飛行機の到着からロビーに出てくるまでに1時間以上かかる場合もあります。

空港の到着口で「Bienvenue !(ようこそ)」と声をかけると、日本の家族もほっとした表情を見せてくれました。家族がフランスに到着した瞬間を温かく迎えることが、旅の良いスタートになります。

また、姉はヨーロッパに初上陸だったので空港からパリへの移動も不安だと言っていたので、パリのシャルルドゴール空港からパリの宿泊予定のホテルまで送迎しました。

パリ市内ホテルで一泊する理由

フランスでの最初の夜は、私たち家族は自宅に戻り、姉家族にはパリ市内のホテルで1泊してもらいました。

私たち自身は、すでに何度もパリの定番観光地や美術館を訪れているため、「この日は私たち抜きで、家族水入らずの時間を楽しんでね」と伝えました。姉家族の子供はすでに社会人で20代なので、大人だけでゆっくりパリの街を歩く時間を楽しんでもらいたいと思いました。ルーブル美術館やシャンゼリゼ通りのライトアップを眺めたり、レストランでの夕食など、大人だけで落ち着いた時間を過ごせたようです。

このように、家族のライフステージや体力に合わせて、「一緒に行動する日」と「別々に動く日」をつくることで、「お互いに無理のない旅にする」にするように心がけています。

長旅の疲れを癒す“最初の1日”の過ごし方

フランスでの旅行の初日は、とにかく「ゆるめのスケジュール」が正解です。

特に日本からの長距離フライトを経て到着した直後は、時差と移動でどうしても疲れが出てしまいます。この日は、姉家族はホテルに荷物を置いて、周辺を軽くお散歩したり、美術館に行き、カフェでクロワッサンとカフェオレを楽しんだりと家族で楽しんだようです。

観光地を駆け回るよりも、街の空気を感じながら、リラックスした1日を過ごしてもらうほうが、翌日以降の旅がぐっと楽になります。姉の場合、美術館が好きなので結構回ったみたいです。(ゆっくりしてない?笑)

今回は、ホテルまで付き添い、翌日のピックアップの時間だけを共有して帰りました。

そのおかげで、姉家族は大人だけで気兼ねなくパリの街を散策でき、私たちも子どもたちと自宅でゆっくり過ごすことができました。

4. 2日目|我が家で“ゆったり家庭歓迎”&パリの迎え

フランス在住者の家に日本の家族を迎える準備

フランスでの家族旅行の2日目は、パリのホテルに泊まった姉家族を迎えに行くところからスタートしました。この日は、わが家でのんびり過ごす時間を大切にしたいと思い、私の方では予定を入れてませんでした。

姉家族は、朝からパリ観光で美術館に行き、お昼はレストランで食べパリを探索していたそうです。夕方前に、車でパリまで迎えに向かいました。

迎える側としては、「どんな料理を出そうかな」「部屋は快適かな」と少し緊張もありますが、フランスで暮らす家族のリアルな日常を見てもらえる貴重な機会でもあります。

フランスの家庭では、お客様を迎えるときに食前酒(アペリティフ)を出すことが多く、我が家でもフランス地元の地ビールやワインを用意して、ちょっとしたおもてなしをしました。

家族みんなで過ごす「わが家での夜ごはん」

夜は、自宅で手作りの家庭料理を囲みながら、みんなで食卓を囲みました。

せっかくの機会なので、我が家に着く前に、近所のスーパーに一緒に行って、日本では見かけないヨーグルトやバゲットを手に取ったり、パン屋さんで「ボンジュール」と声をかけてみたり。たくさんのチーズから食べてみたいチーズを選んだりと。午前中だとマルシェもあったのですが、この日は残念ながらスーパーで。

フランスの家庭でよく食べられているキッシュやラタトゥイユ、チーズの盛り合わせなどを準備して、姉家族にも「フランスの家庭ごはん」を体験してもらいました。

もちろん、美味しいワインにバケットやトラディションも添えて!!

普段のレストランの食事と違って、子どもも落ち着いて座っていられるし、何よりリラックスして会話ができるのが自宅ごはんの良いところです。

お互いに「日本の最近どう?」「フランスの学校ってどんな感じ?」など、話が尽きず、気がつけばあっという間に夜になっていました。

この日のように、観光スポットを回るだけではなく、家族でごはんを囲む時間を旅の中に取り入れることが、素敵な思い出につながると感じています。そして、なかなか会えない甥っ子たちと話せて私も嬉しいし、うちの子供達も日本の従兄弟たちと仲を深める良い夜になりました。

5. 3日目|オーヴェール=シュル=オワーズで芸術さんぽ

ゴッホが愛した村へ!オーヴェール=シュル=オワーズとは?

フランスでの家族旅行では、パリだけでなく郊外にも足をのばしてみるのがおすすめです。

この日は、家族みんなで「オーヴェール=シュル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)」という小さな村を訪れました。この村は、画家フィンセント・ファン・ゴッホが晩年を過ごした場所として知られており、自然と芸術が調和した美しいフランスの観光地です。

中心部には、ゴッホが描いた風景と同じ風景がそのまま残っていて、まるで絵の中を歩いているような不思議な感覚になります。車での移動は、パリ郊外のわが家から1時間もかからず、アクセスも良好です。

観光地でありながら混雑が少ないため、小さな子ども連れでものびのびと散策できるのが魅力です。

予約制の「ゴッホの家」は見どころたっぷり

この日のメインイベントは、事前に予約しておいた「ゴッホの家(Maison de Van Gogh)」の見学でした。

14時30分からのガイド付き見学に合わせて、午前中は村をのんびり散策し、昼食を近くのレストランでとりました。ゴッホの家は、彼が最後の2か月を過ごした宿屋「ラヴー旅館(Auberge Ravoux)」をそのまま公開している施設です。

部屋はとても質素で小さなものでしたが、その空間に身を置くと、彼の人生や作品に対する思いがより身近に感じられました。姉がゴッホ好きで、展示されているゴッホ関連の資料や映像をじっくりと楽しんでいました。

一方で、小学生のわが子たちは「ゴッホって耳を切った人?」と興味津々。

難しい内容もありましたが、スタッフの方が子ども向けに説明してくれたおかげで、親子で楽しく学ぶことができました。

【週末におすすめ】パリ近郊!ゴッホが愛したオーヴェール=シュル=オワーズで名画の舞台を歩く
オーヴェール=シュル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)は、フランスのパリ近郊に位置する小さな町であり、特に画家フィンセント・ファン・ゴッホが晩年を過ご…
tavie-life.com

芸術と自然が楽しめる大人も子どもも大満足のスポット

オーヴェール=シュル=オワーズの魅力は、芸術と自然の両方を楽しめるところにあります。

観光地でありながら、派手なアトラクションがあるわけではなく、あくまでも静かで落ち着いた雰囲気です。石畳の道や木々に囲まれた散歩道を歩いていると、日常の慌ただしさから解放され、心がすっと落ち着いていくのを感じます。

途中立ち寄った教会やゴッホと弟テオの墓地なども見どころのひとつで、芸術と人の歴史に静かに向き合える場所でした。この日は天気もよく、家族でたくさん写真を撮ることができました。

夜は、昨日と同様我が家でゆっくりしました。

6. 4日目|パリ観光デー エッフェル塔&凱旋門で“王道フォト旅”

パリ観光で絶対外せないスポットはここ

フランスでの家族旅行では、一度は訪れたい場所がいくつかありますが、その中でもエッフェル塔と凱旋門はやはり外せません。

今回は、姉家族が初日にパリに1泊していたのですが、この日に私たち家族とパリ観光を一緒に楽しむ予定だったので、初日のパリ滞在時にはエッフェル塔や凱旋門には来ていませんでした。

「私たちも実はエッフェル塔に登ったことがなかったし、いい機会だから一緒に登ってみよう」と思って計画したのですが…思いがけず、姉の旦那さんが高所恐怖症だったということが現地で発覚し、階段を登るのも一苦労。

本人はがんばって展望台までたどり着いてくれましたが、やっぱり事前に確認しておくことって大切だなと実感しました。

それでも、みんなで登ったエッフェル塔からの景色は圧巻で、「これぞパリ!」という景色に感動。そして、観光客の多さにびっくりしました。

特に晴れた日のパリは美しく、セーヌ川や凱旋門、モンマルトルの丘まではっきり見渡せて、たくさん写真も撮りました。姉の旦那さんは降りるのも一苦労でした。ごめんさない….。

エッフェル塔と凱旋門を家族で満喫するコツ

エッフェル塔を楽しむためには、チケットは事前にオンラインで予約するのが基本です。夏休みや観光シーズン中はとても混雑するため、登りたい時間帯をあらかじめ指定しておくとスムーズです。

塔を降りたあとは、近くのカフェでひと休みしてから、凱旋門へ移動しました。凱旋門も写真映えスポットとして人気で、シャンゼリゼ通りの端にそびえる姿はやはり迫力があります。

私たちは登らずに外観だけを楽しみましたが、子どもたちは凱旋門の大きさにびっくりしていました。

ここで観光チームはいったん分かれて、甥っ子たちはマレ地区でショッピングタイム。パリの流行に敏感な20代の甥っ子たちにとっては、おしゃれなブティックや古着屋さんが並ぶマレ地区がぴったりでした。

小学生も楽しめる“フォトジェニック”な1日

一方で、私たち家族はオペラ・ガルニエ(パリのオペラ座)へ向かいました。建物の豪華さはもちろん、内部も美しくて、まるで映画の中に迷い込んだような雰囲気でした。

嬉しかったのは、子ども向けのガイドが用意されていたことです。子ども用オーディオがあり、建物の装飾の意味や、オペラ座に関するクイズがあり、子どもたちも「なんで天井に絵があるの?」など興味津々。

歴史や芸術に触れながら、自分なりに感じたことを話す時間がとても良い経験になりました。観光といっても、大人と子どもが同じペースで楽しむのは難しいこともあります。

なので、このように途中で行き先を分けて、それぞれが心地よく過ごせる時間を作るようにしています。ちなみに、この日は義理母の誕生日で彼女も一緒に行動していました。(義理母一緒、フランスあるある。)

7. 5日目|ジヴェルニー→エトルタへドライブ旅&海辺の町宿泊

ジヴェルニーで出会うモネの世界と美しい庭園

この日は朝から車でノルマンディー方面へ。

まず向かったのは、印象派の巨匠クロード・モネが晩年を過ごした村「ジヴェルニー(Giverny)」です。

フランスでの家族旅行の中でも、自然と芸術を同時に味わえるこの村は特におすすめの観光地のひとつです。ちなみに、以前、両親が来た時にも行ったので私たちは2回目。

事前に11時30分の入場チケットを予約していたので、スムーズに入場できました。夏のモネの邸宅と庭園は、想像以上にカラフルで美しく、季節の花々が咲き誇っていました。

あの有名な「睡蓮」の池も目の前に広がっていて、「ここがあの絵の場所なんだ」と家族みんなが感動していました。小学生の子どもたちは庭の中を自由に歩き回りながら、「池にカエルいるかも!」と大はしゃぎ。バカンス期間真っ只中というのもあり、かなり混んでいました。

一方、姉家族の大人たちは、モネのアトリエやカラフルなキッチンをじっくり見学して、浮世絵などの展示をみたりとそれぞれが楽しむ時間となりました。

パリ近郊の隠れた名所!ジヴェルニーでモネの庭園と印象派の世界を堪能しよう
ジヴェルニー(Giverny)は、フランスのノルマンディー地方に位置する美しい村で、印象派の巨匠クロード・モネが晩年を過ごしたことで広く知られています。パリから…
tavie-life.com

フランスの田舎道を楽しむドライブのすすめ

ジヴェルニーのあとは、いよいよ海辺の町エトルタ(Étretat)へ。

ここからは車で約2時間半ほどのドライブです。

途中には広がる牧草地や牛たちののんびりした風景があり、フランスらしい田舎道を家族で楽しみました。

移動中は、子どもたちが退屈しないように、好きな音楽をかけたり、「しりとり」したりして工夫しました。

また、道中にはサービスエリア(aires de repos)も充実しているので、トイレ休憩や軽食タイムも無理なく取れます。大人は交代で運転しながら、会話を楽しむ時間にもなり、まさに“家族旅行の醍醐味”といえるようなひとときでした。時差の関係でみんなが爆睡している時もありましたが(笑)。

長時間の移動でも、目的地が魅力的であれば、車内もわくわくとした時間になります。

海辺の街・エトルタで過ごす“リゾートの夜”

午後、ついにエトルタへ到着。ここは、白い断崖とアーチ状の岩「アヴァルの岩」が有名な、フランス北部の人気観光地です。事前に予約していたアパートにチェックインした後は、海辺をゆっくりと散策しました。

子どもたちは波打ち際で石を投げたり、貝殻を集めたりして大喜び。姉家族は岩の上まで登って、断崖絶景を背景にたくさん写真を撮っていました。

夜は、海の近くの地元のレストランでディナーを楽しみました。

ノルマンディー地方は海産物が有名で、ホタテやムール貝などを使った料理がとても美味しく、白ワインと一緒に味わうひとときは大人たちにも大好評でした。

この日は、観光・ドライブ・リゾートの魅力がぎゅっと詰まった一日になりました。

フランスの観光地の中でも、海辺の町は自然を感じながら非日常を楽しめるので、家族旅行の中に1泊組み込むのがおすすめです。

8. 6日目|エトルタ観光 → モン・サン=ミシェルで夜の幻想世界へ

絶景が広がるエトルタで親子の冒険

フランスでの家族旅行6日目は、エトルタの断崖をたっぷり楽しむ朝から始まりました。

前日に到着したばかりのこの海辺の街には、フランスの観光地らしい華やかさと自然の雄大さが共存しています。朝のうちに海辺の散歩へ出かけ、子どもたちは裸足で波打ち際を走ったり、石ころを集めたりと大はしゃぎ。

私たち大人は、潮の香りと静かな波の音に癒されながら、のんびりとした時間を過ごしました。

その後、希望するメンバーで崖の上へ登ってみることにしました。登り道はやや急でしたが、上からの眺めはまさに絶景。真っ青な海と白い断崖のコントラストは、フランスでしか見られないような風景で、家族全員が「登ってよかったね」と口をそろえました。

【フランス旅行】エトルタを120%楽しむ準備リスト!
1. エトルタってどんなところ? エトルタ(Étretat)は、フランスの北西部ノルマンディー(Normandie)地方にある小さな町で、美しい自然と歴史が詰ま…
tavie-life.com

海辺でランチ♪フランスならではの海鮮グルメ

午前中の観光のあとは、海辺でピクニックランチタイムです。エトルタ周辺の持ち帰りができるお店で、名物のガレット(そば粉のクレープ)とシードルを注文。海辺で、甘くないクレープにとろけるチーズとハムが包まれ、シードルのやさしい炭酸が喉を潤してくれました。

こうした家族連れにやさしいお店が多いのも、フランスの観光地のうれしいところです。

ランチのあとは、少し休憩してから次の目的地「モン・サン=ミシェル」へ向けて出発しました。車での移動時間は約3時間半。

そのあいだはお昼寝タイムにしたり、お菓子をつまんだりしながら、のんびりとしたドライブを楽しみました。

夜のモン・サン=ミシェルは家族旅行のクライマックス

夕方、いよいよモン・サン=ミシェルに到着。

到着した瞬間、遠くに浮かび上がる島の姿に「うわ〜!」と家族全員が声をあげてしまいました。

この日は、夜のライトアップ「イルミネーション・ナイト」に合わせて到着するスケジュールにしていたため、時間ぴったり。刻々と夕焼けから夜へと移り変わる中、モン・サン=ミシェルが黄金色に輝いていく様子は、まさに幻想的な光景でした。

島内では、音と光の演出が行われるナイトイベントも実施されていて、子どもたちは「探検みたい!」と大喜び。観光客は多かったものの、島内に入ると静けさもあり、特別な時間を過ごすことができました。

宿泊は、モン・サン=ミシェルから車で10分ほどの場所にあるホテルに。観光後の夜でも無理なく移動でき、子どもたちもすぐに休むことができました。

9. 7日目|モン・サン=ミシェル滞在とサン・マロ経由で帰路へ

朝のモン・サン=ミシェルで幻想的な写真を

前日の夜にライトアップを楽しんだモン・サン=ミシェルですが、翌朝の姿もまた違った魅力がありました。朝の柔らかい光に包まれた修道院や石畳の路地は、前夜の幻想的な雰囲気とはひと味違い、静かで穏やかな時間が流れていました。

この時間帯は観光客も比較的少なく、子どもたちと一緒にのんびりと散歩することができました。朝の空気を感じながら、路地を歩いたり、塔の上から湾を見下ろしたり。「また来たいね」と姉家族の子どもたちも笑顔で話してくれました。

写真撮影にもぴったりの時間帯だったので、家族ごとの記念写真や、何気ないスナップもたくさん撮影しました。同じ場所でも、時間帯によって表情が変わるというのも、フランスの観光地ならではの魅力です。

サン・マロで少しだけ立ち寄り観光

モン・サン=ミシェルを出発したあとは、少し足をのばして港町サン・マロ(Saint-Malo)へ立ち寄りました。車で約1時間ほどの距離なので、日帰り観光にも無理のないルートです。

サン・マロは中世の城壁に囲まれた港町で、「フランスの海の要塞」とも呼ばれています。海風が心地よく、石造りの街並みはまるで物語の世界にいるようでした。

私たちは、旧市街(Intra-Muros)の中を少しだけ歩きながら、港を見下ろせる城壁の上まで上りました。子どもたちは船の行き来やカモメの姿に興味津々。一方で大人たちは、ブルターニュ地方らしい建物やお土産屋さんに夢中でした。

昼食には、新鮮な魚介類が豊富で、ムール貝のマリン煮や、ホタテのグリル、海老のサラダなど、どれも味わい深くて感動的でした。

子どもたち用には、おしゃれな魚のグリルにマッシュポテトといったキッズメニューも用意されていて、美味しい海鮮レストランに子供達も喜んでいました。

こうした「地方ならではの食文化」に触れられるのも、フランスでの家族旅行の楽しみのひとつです。

サン・マロ観光の楽しみ方:城壁と潮の絶景を巡る旅
サン・マロ観光でブルターニュの歴史と魅力を満喫しよう サン・マロは、フランスのブルターニュ地方に位置する美しい港町で、その壮大な城壁や豊かな歴史、美味しいシーフ…
tavie-life.com

リ郊外の我が家へ帰る“ちょっとおつかれ”の1日

サン・マロでのランチを終えたあとは、いよいよパリ郊外の我が家へと戻ります。

片道約4時間のドライブはなかなか長距離ですが、途中で休憩を取りながら、会話やおやつの時間を楽しみました。子どもたちは車の中で少し昼寝をしたり、旅の思い出を振り返ったり。

10. 8日目|家族とのひとときをかみしめて。スーパーでお買い物&空港お見送り

フランスのスーパーでおみやげ探し

フランスでの家族旅行も、いよいよ最終日。

この日は午前中、近くのスーパーに立ち寄って、日本へのお土産を買いに行きました。

大型スーパーには、地元のチーズやビスケット、パスタ、チョコレートなど、ちょっとしたおみやげにぴったりの食品がたくさん揃っています。

特に人気があったのは、ボルディエのバター、Bonne Maman(ボンヌ・ママン)のジャム、エシレバター入りのサブレなど。どれも日持ちがして日本に持ち帰りやすく、しかもフランスらしいものばかりです。

空港へのお見送りで伝える「また会おうね

買い物のあとは、少し早めに空港へと出発しました。

車の中では、フランスでの家族旅行を振り返りながら、「あの村、静かで素敵だったね」「エッフェル塔、実は登るの大変だったけど景色が最高だったね」など、思い出話が止まりませんでした。

空港に到着すると、いよいよ別れの時間が近づいていることを感じます。

チェックインカウンターに並ぶ姉家族の後ろ姿を見ながら、子どもたちは「もっと一緒にいたかったな」とぽつり。

私たち大人も「またすぐに会えるよ」と声をかけながら、内心では少し胸が締めつけられるような寂しさを感じていました。

最後のお見送りでは、フランスで暮らす友人や家族なら自然と交わすビズ(頬にキスをする挨拶)をすることもなく、手を軽く振って「また日本で会おうね」と静かに見送りました。

そのあっさりとした別れが少しだけ物足りなく感じたのは、きっと自分がもうフランスの生活や文化にすっかり馴染んできているからかもしれません。

空港をあとにしながら、家族と過ごした1週間の思い出をひとつずつ心に並べて、私はまた、ふだんのフランスの暮らしへと戻っていきました。

11. まとめ|家族旅行だからこそ残せる“素敵な思い出”

フランスでの家族旅行は、観光地を巡ることだけが目的ではなく、家族みんなで「一緒に過ごす時間」を大切にできる旅だと改めて感じました。

我が家での食卓、郊外の静かな村、海辺の散歩道——どれもかけがえのない思い出になりました。

日常とは少し違う場所で、家族が互いを思いやりながら過ごした時間は、きっとこの先も心に残り続けると思います。フランスに住んでいるからこそ叶う旅のかたち。次は、姉夫婦だけで老後に来るかも!と言っていたので次に来てくれるときは、また違った景色を見せてあげたいと、今から少し楽しみにしています。